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岩城 和哉 Kazuya IWAKI
建築家+博士(工学)+東京電機大学教授
Architect / Ph.D / Professor of Tokyo Denki Univ.

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コンペ応募案 Design for Hope コンテナで輸送可能なコミュニティセンター2011/06/07

RIJ(Refugees International Japan 国際難民支援会)コンペ応募案です。コンペの主題は以下の通りです。

 このコンペのテーマはDesign for Hopeであり、その具体的なものとして、コンテナに納まり、輸送可能で、組み立てが容易である部材を使って、 難民キャンプにおけるコミュニティセンターをいかに構築するかということを提示していただきたい。
コミュニティセンターは以下の用途で使用される場合があるが、難民キャンプによって様々であり、それぞれの場所での必要に応じて対応可能であ る必要がある。
• ミーティング
• トレーニング
• 幼児の遊び場
• 食糧配給
• 診療所
• 非常用備品倉庫

コミュニティセンターの構築物には以下の特徴が備えられる必要がある
• 20フィートコンテナ(内寸:長さ5,949mm×幅2,351mm×高さ2,376mm)に納まり輸送可能であること
• 専門の職人以外の人々にも作れるようなプリミティブな技術の組み合わせによって構成されること
• 個々の部材は人力による運搬が可能であること
• 安価であること
• 再利用可能であること

コンペ案の設計趣旨は以下の通りです。

VPPP PROJECT : 塩ビパイプとPPバンドによる空間形成
〜軽量・簡易・再利用可能な空間形成システムの提案〜

 塩ビパイプと梱包用PPバンドによる空間形成システムを提案します。いずれも容易に入手でき、耐候性に優れ、再利用とリサイクル可能な身近な工業製品です。直径150mm程度の塩ビパイプを300mm程度の長さに切断し、PPバンドと付属のストッパーで連結することで、空間をつくることができます。軽量であるため取り扱いも容易であり、PPバンドの接合も熟練を必要としません。唯一、難しい塩ビパイプの切断については、メーカーに依頼することで対応可能と考えています。PPバンドを適度に弛めることでヴォールト状の屋根を形成することができるため、単一素材で空間全体の架構を組み上げることができます。
 政治にせよ、宗教にせよ、戦争にせよ、自然災害にせよ、いずれの場合も、大きな「力」が人々の望まない方向へと働いたとき、小さな、弱者としての市民は大きな傷を負い、否応なしに、「難民」の状態へと陥れられます。大きなひとつの「力」ではなく、小さな沢山の「力」の集積による、柔軟で均衡のとれた世界が実現されるとき、この世の中から「難民」という言葉がなくなるのではないでしょうか。
 小さな部材の集積と力の拡散を特徴とする空間形成システムが、そのような世界の実現を望む人々の願いを表象するものとなれば、幸いです。

座ってみたい北の創作椅子展2011 入選2011/05/01

 座ってみたい北の創作椅子展2011に応募した作品が入選しました。しかし、第2次審査(実物制作)への進出はなりませんでした。残念。今回の応募総数は196作品で、第2次審査進出10作品と入選10作品という内訳でした。作品名は「A SPOONFUL OF NATURE」(スプーン1杯の自然)。デザイン・コンセプトは以下の通りです。

人が腰掛けて、リラックスして、自然を感じるための椅子
性急に、たくさんの自然のエッセンスを、吸い込んでしまうような
そんな感じ方ではなく
美味しいスープを味わうときのように
スプーンにすくった自然のエッセンスを
ゆっくりと口に運び、じっくり、じわーと味わう
そんな感じ方のできる椅子
そんなイメージからスプーンの形をした椅子のデザインが生まれました

高松港キャッスルプロムナードコンペ応募案2010/08/31

予定より1ヶ月半遅れで高松港キャッスルプロムナードコンペの結果が発表されました(審査結果 http://www.pref.kagawa.jp/kowan/index.html)。意欲作のつもりでしたが、残念ながら落選しました。しかし、ランドスケープデザインを行う上で今後、展開可能なデザイン手法を実験的に試みることができました。以下、提出物の一部です(クリックすると拡大します)。









ENEOS太陽光発電パブリックアートコンテスト ENEOS賞受賞2010/07/20

ENEOS太陽光発電パブリックアートコンテストに応募した「SOLAR HORN」がENEOS賞を受賞しました。画像は応募パネルです。(画像をクリックすると拡大します。)

審査結果は下記URLを参照ください。国内・国外から合計320作品の応募があり、その中から、グランプリ1点、審査員賞3点、入選11点、ENEOS賞25点が選定されました。
http://www.eneos-art.jp/result.html#title_05

作品コンセプトは以下の通りです。

SOLAR HORN

 樹木は幹から何本もの枝を伸ばし、枝から何枚もの葉を広げる。そうやって、樹木はできるだけ大量の太陽の光を受光し、その光エネルギーを光合成によって化学エネルギーへと変換する。
 太陽の光エネルギーを効率的に摂取するための樹形は、同時にその背後に太陽の光が届かない空間=木陰をつくりだす。太陽の光をより多く受光するために、樹木が枝葉を広げれば広げるほど、その背後の木陰は大きくなる。そして、木陰は私たち人間にとって、快適な滞留空間となる。
 このような、光と影、あるいは、樹木と人間とのシンプルでありながらも普遍的な共存関係をパブリックアートとして作品化する。効率的な受光面の傾きとその背後の木陰(太陽電池パネル陰?)の空間的関係を検討した結果、作品は金管楽器ホルンのような形態へとまとめあげられた。これが太陽電池パネルを搭載したパブリックアートSOLAR HORNである。
 SOLAR HORNによって生み出される電力の使途は、この段階では特に定めない。むしろ、作品が置かれる場所や状況といったコンテクストに応じて、その活用法を臨機応変に検討することが、最終的に作品の質の向上につながると考えた。

八幡浜芸都コンペ応募案2010/05/02

(画像をクリックすると拡大します)

 画像は、愛媛県八幡浜市の「八幡浜元気プロジェクト」の一環として開催された設計競技に応募した空間作品「norm : kamaboko-ita folly」のプレゼンテーションパネルです。残念ながら、今回は一次審査で落選となりましたが、プロジェクトとしては今後、何かしらの形で展開できそうな可能性を追求することができました。

このコンペの開催趣旨は以下の通りです。

「八幡浜芸都」における第一回目の公募。生活に密着しているが、ゴミとして捨てられることが多い「かまぼこ板」にスポットを当て、環境問題や社会問題など、様々な問題に対して一石を投じられる東屋のデザインを募集。制作費の上限50万円。水平投影面積:10平米以内。
(http://www.re-ygp.com/blog/845/より転載)

二次選考進出作品は下記URLを参照ください。
http://www.re-ygp.com/news/

応募作品の設計趣旨は以下の通りです。

norm : kamaboko-ita folly

 大空の下、大地の上、そして時の流れの中に、建築はいつも、静かに立っている。建築の美とは、本質的に、静かなものである。時に、激しく逆巻くような動きを見せる時もあるが、しかし常にその根底に、深い静けさを持つ芸術が建築だ。その本来の静けさの故に建築は、移りゆく自然の姿を、過ぎゆく時の流れを、照らし出し、映し出す。
(香山壽夫『建築を愛する人の十二章』より)

<かわらない>もの
 かまぼこは季節や状況に応じて様々に変化します。素材、味、食感、彩り、・・・その多彩さが人々を幸せな心持ちにしてくれます。かまぼこ板はいつもかわらず、その下に在り続け、寡黙にかまぼこの華やかさを支えています。かまぼこ板は<かわらない>ものとして在り続けます。<かわらない>ものの存在は、多彩に移ろう<かわりゆく>ものを鮮やかに際だたせます。

<かわらない>空間
 かまぼこ板の<かわらない>在り方を空間化します。移ろいゆく環境のなかに<かわらない>空間をつくります。日常の移りゆく時間の中で、少しだけ立ち止まり、静かに思索するための空間です。それがここに提案する空間作品normです。

かまぼこ板スクリーン
 <かわらない>空間をつくるために、かまぼこ板によるスクリーンで空間を囲いとります。スクリーンはかまぼこ板4枚を風車型に組み合わせた基本ユニットを連結することで形成されます。さらにスクリーンを表裏逆向きに重ね合わせることで、見る角度によって開口パターンが多様に変化する不思議なフィルターができあがります。この空間に身を置き、かまぼこ板スクリーンを透かして見ることで、移ろいゆく季節の風景や人々の営みの変化が増幅して知覚されます。

住民参加とアートのクオリティ
 住民参加であることとアートとしてのクオリティの高さの両立を実現します。そのためにかまぼこ板による風車型ユニットをシンプルに連結するという構成法を採用します。シンプルな作業の集積がかまぼこ板をアートへと変貌させます。

FRP FABRIC COPSE 「小さな建築」 優秀賞受賞2010/04/26

(写真をクリックすると拡大します)

愛知建築士会名古屋北支部設立20周年記念建築コンクールで、FRP FABRIC COPSEが優秀賞を受賞しました。審査員は、中村好文、古谷 誠章、伊礼智の3氏。応募総数148作品のうち、最優秀賞1点、優秀賞3点の上位4作品に選出されました。

コンクールのテーマは「小さな建築」。趣旨は以下の通りです。

 このところ、世界各地で大規模な建築や建設プロジェクトがあいついて完成しています。また、そうした大規模な建築やプロジェクトが着々と進行している様子を情報を通じて目の当たりにする機会も増えています。そういう意味で、現在はグローバルな時代、ビッグ・プロジェクトの時代といえるかもしれません。
 しかし、ちょっと立ち止まって考えてみますと、当然ながら、世界の檜舞台や、話題をさらう作品だけが建築の主戦場というわけではなく、ローカルで営々と作り続けられている「小さな建築」や「小さなプロジェクト」の中にも、来るべき時代への洞察と提案を含んだ質の高い作品が数多く埋れているように思います。また「空間装置」や「家具」の中に、滋味のある佳品を見いだすこともできるに違いありません。こうした作品も、ここでは「小さな建築」と呼びたいと思います。
 当建築コンクールでは、ローカルにあり、大きな志を抱いて作られた「小さな建築」を募集します。「小さな建築」という言葉に込めた主催者の意図を、幅広くかつ深く汲み取った、多くの優秀作品に出会えることを心より期待しています。


 写真は提出したA2版のプレゼンテーションボードです。左上のグレーの部分に作品の解説が添えられています。解説の内容は以下の通りです。

FRP FABRIC COPSE : 
 建築の本質は「空間」にある。そして、「空間」をつくることの本質は、「支える」ことと「囲う」ことにある。この本質はいつの時代も、どの場所においても変わらない。アートイベントに出品したこの作品において、私たちは新しい「空間」=新たな「支え」 と新たな「囲い」を創出するという実験に取り組んだ。
 弾性変形能力に富むFRP 線材という素材と伝統的な竹細工の輪弧編みという構法を用いて制作したパラソル型の空間ユニット(FRP FABRIC)は、1本の樹木のように「支え」と「囲い」の役割を同時に果たす。そして、このユニッ トを反復的に連結することでトンネル状の「空間」が形成される。
 この作品の「支え」としての新規性はその柔らかさとしなやかさにある。例えば、 網目の密度によって強度の調整が可能であったり、あるいは、風に対して柔らかくしなることで力を受け流したり、といった特徴をもつ。
 この作品の「囲い」としての新規性はその多義性/曖昧性にある。例えば、メッシュ状のユニットは人々を柔らかく包み込みつつ、その周辺環境との連続性を保持する。あるいは、空間内を人が移動すると、メッシュの重なり具合=視覚的透過度や、ユニットが切り取る風景が時々刻々と変化し、多様なイメージが重層する。
 こうして形成された空間作品を、私たちは「COPSE(雑木林)」と名づけた。雑木林は植林によって一義的に植生が定められた林とは対照的にその雑種性が魅力であり、そこには排除ではなく許容の感覚が満ちあふれている。そんな包容力あふれる空間として「FRP FABRIC COPSE」を設計し、制作をおこなった。