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岩城 和哉 Kazuya IWAKI
建築家+博士(工学)+東京電機大学教授
Architect / Ph.D / Professor of Tokyo Denki Univ.

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尹さん歓送会2015/08/06

We had a farewell party for Dr. Yoon. He will move back to Seoul this month after his 21 years life in Japan.
8月6日、ソウルに戻る尹さんの歓送会を開催しました。日本滞在21年。東大岸田研、電機大学岩城研の面々が集まりました。

Farewell party for Dr. Yoon by faculty members of Tokyo Denki University on Aug. 11.
8月11日、東京電機大学理工学部建築・都市環境学系の教員による尹さんの歓送会。




東京電機大学理工学部 岩城研究室 (建築意匠研究室/IWKL)2007/01/02

東京電機大学理工学部 岩城研究室 (建築意匠研究室/IWKL)

主題 : 建築意匠研究
活動 : 意匠(デザイン)に関する調査研究
      建築作品・空間作品の設計と制作


 東京電機大学岩城研究室では建築、都市、環境の「意匠」に関する研究と創作活動を行っています。 「意匠」とは英語の「デザイン」(design)に相当し、イメージ(意)を形にする(匠)ことを意味します。

 世の中には優れた空間が数多く存在します。それは建築、都市、あるいは自然環境であったりします。本研究室では、これら優れた空間の背後にはどんなイメージがあり、そしてそのイメージはいかに形をあたえられているのか?という関心のもと、研究をおこなっています。

 本研究室では、メンバーの個人的な創作活動や研究室のプロジェクトのなかで考えたことや疑問に思ったことを研究の出発点とします。そして、その創作過程で得られた疑問や経験を、研究という枠組みの中で論理的に検証します。

 建築意匠研究の特徴は、実際の創作行為を通して得られた知見を感性や経験のレベルにとどめておくのではなく、知性のレベルにおいて論理的に分析・考察・再構成する点にあります。そして、究極的には新たな創作活動のための造形理論の構築をその目的とします。

 建築意匠研究においては、研究者は同時に創作者であり、研究活動と創作活動は不可分な関係を持っていると言えます。それゆえ、本研究室の卒業研究では1年間かけて卒業設計と卒業論文に取り組みます。

 建築の設計では、要求される多種多様な条件や性質が最終的にひとまとまりの形態へと統合されます。このひとまとまりの形態は多様な条件や性質を一括して実現するに適した形態的秩序を備えています。その形態はひとまとまりであるにもかかわらず、きわめて多義的な意味を有しています 。この統合化(synthesis)の作用が設計行為の醍醐味です。

 一方、研究における分析(analysis)とは多様な条件や性質が複雑に絡み合いつつ秩序づけられたひとまとまりの形態を、特定の視点に基づいて解体してゆく作業です。実体化されたひとまとまりの形態に関して、特定の性質に注目し、その視点のもとで形態分析を行います。すると、注目した性質がある形態的秩序へと統合されている様態を抽出することができます。

 このように設計行為と分析行為は表裏一体の不可分な関係にあるとの認識のもと、本研究室では設計と研究を同時並行的に展開してゆきます。

建築意匠研究における研究主題2007/01/02

建築意匠研究における研究主題

 岩城研究室における研究主題の例を以下に記します。具体的には学生各自の関心に基づいて個別に研究テーマの設定を行います。

01_建築家研究
 ある建築家が設計した作品群を対象に、形態分析を通してその意匠的特徴を抽出する
(ex. ル・コルビュジエ作品研究)

02_建築作品研究
 ある建築作品を対象に、形態分析を通してその意匠的特徴を抽出する
(ex. 桂離宮の空間構成に関する研究)

03_空間特性研究
 具体的な建築空間や都市空間を対象に、その空間の意匠的な質(=空間特性)を決定していると思われる形態要素や空間構成の特徴を解明する
(ex. 空間と光に関する研究)

04_ビルディングタイプ研究
 あるビルディングタイプ(住宅、学校、美術館、等)を対象に、広い意味での機能性と意匠性の関係について研究する
(ex. 美術館の空間構成に関する研究)

05_集合体研究
 単体建物ではなく、複数の建物群の集合体(都市、集落、界隈、団地等)を対象に、集合形態を成立させている形態原理を抽出する
(ex. 大学キャンパスに関する研究)

06_空間デバイス研究
 建築を構成する要素のうち、特徴的な名称を与えられている弁別的要素(アーチ、ドーム、ポルティコ、縁側等)を空間装置(spatial device)として捉え、その意匠的特徴について研究する
(ex. 現代建築におけるアトリウムに関する研究)

07_オープンスペース研究
 特定の機能を与えられた機能空間ではなく、機能が明確には特定されず曖昧かつある程度の公共性を備えた空間=オープンスペース(広場、中庭、吹き抜け、エントランスホール等)を対象に、意匠的特徴について研究する
(ex. 都市の広場に関する研究)

08_場所性に関する研究
 建築は必ずある場所に存在し、その場所のもつ特性=場所性は建築形態に少なからず影響を与える。このような建築形態と場所性の関係について研究する
(ex.越後妻有アートトリエンナーレ作品における場所性に関する研究)

09_シークエンスに関する研究
 人が実際に見ている空間=シーン、そして人が移動するときの空間の見え方の変化(シーンの連続的変化)=シークエンスを透視図を用いて定量的に分析する
(ex.美術館のシークエンスに関する研究)