WELCOME TO IWK_HP ...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+

岩城 和哉 Kazuya IWAKI
建築家+博士(工学)+東京電機大学教授
Architect / Ph.D / Professor of Tokyo Denki Univ.

項目別情報はカテゴリを選択してください。
©KAZUYA IWAKI all rights reserved 
(本ブログ掲載情報の無断複製・転載を禁止します。)

...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+...+ WELCOME TO IWK_HP

修士論文発表+有田先生を囲む会_1602132016/02/14

On Feb. 13, we had a master theses review and a final lecture of professor Masamitsu Arita.
2月13日、修士論文発表会と有田正光教授の最終講義が開催されました。





蔵lounge/くらうんじ 講評会 1601252016/01/25

On Jan. 25 the jury of the 3rd grade architectural design studio was held at npo Kura-no-kai office in Kawagoe. 5 students designed the 'Kura-Lounge', complex building of guest house and community lounge for travelers and local people. The site is ex-house of Toan Kobayashi, famous seal-engraver born in Kawagoe', and the size of it is 6m wide and 48m long, typical traditional townhouse site called 'bed of eel'. Architect Junpei Kizu, supervisor of the design studio, and members of the Kura-no-kai joined the jury and gave lots of comments to student works. It was very valuable experience for students.

1月25日、3年生の設計課題の講評会を川越の蔵の会事務局で開催しました。課題は「蔵lounge/くらうんじ」で、ゲストハウスと交流ラウンジの複合 施設。5人の学生がプレゼンテーションを行いました。敷地は川越出身の著名な篆刻家(てんこくか)小林斗盦(とあん)旧宅跡で、間口6m奥行48mの典型 的な「鰻の寝床」です。課題の指導を担当いただいた建築家の木津潤平氏と蔵の会の皆さんに講評会に参加していただき、学生の作品に対して多くの講評をいただきました。学生たちにとっては大変貴重な経験になったと思います。感謝。


木津先生コメント>>>向君 「伝統的な街並みの屋根勾配→菱形トラス構造→斜めのグリッドを活かした内部空間構成という、建築構成のコンセプトが明快で良いと思います。ひとつのコンセプトをあきらめずにさまざまなアイディア試行錯誤しながら不要なものは切り捨てるエスキース過程もとても頼もしく感じました。建築空間としての完成度はさらに高められる余地があると感じます一つ一つのスペースが実際どんな場所になるのか、視線の行き交いや、光のとりこみ方などを更に検討できると素晴らしい作品になると期待しています。

木津先生コメント>>>原君 個々のスペースのスケール感がとてもよく、居心地のよさそうな居場所があちこちにちりばめられた好感のもてる案です。立体的な路地というコンセプトも川越という街に対する素直な回答だと感じます。大階段や半地下という、蔵の街になかった要素も路地と違和感なく共存している点も高く評価できます。全体構成が最も早い段階で決まっていた案でしたので、エスキースの後半で、どうしてよいかわからずこねくり回す時期があったのがもったいなかったです。各部の仕上げや開口部などのディテールまで突っ込んだ空間デザインに挑戦して、更に完成度を高めてほしいと思います。

木津先生コメント>>>神谷君 「プログラム配置という点では、とても独創的で面白いと思います。屋根裏を貫通してくブリッジギャラリーはぜひ見てみたいと思いました。大きな土間のあるカフェも楽しそうです。ただ、自分のアイディアをより深めていくという作業になかなか入れなかったのが残念です。今後は、アイディアを客観的な目で見たときにどこがおもしろいのか、どこが問題なのかを自ら問いかけるという習慣を身につければ、これからもっと伸びると思います。」

木津先生コメント>>>柳澤君 「限定したデザインボキャブラリーだけで複雑かつ豊かな空間をつくるという意欲的な案でした。既視感があることは否めませんが、それを自らのものとするためには、模型やCGによる地道な検討の積み重ねが相当必要だったと思います。ひとまずそれをやりきったという点を高く評価しています。柱やスラブのメンバーにまで踏み込んで、見え方をコントロールできるともっと良かったと思います。一見、デザイン志向が強く器用な学生という印象でしたが、実は愚直で地道な作業もいとわずに取り組んでいるなと思いました。器用さよりもその愚直さを大切にしていってほしいと思います。」

木津先生コメント>>>田山君 「在来木造らしい、軽さが案全体に表現されていて、ゲストハウスらしい雰囲気が出ていました。雰囲気や空気感というのはなかなか教えられないものですが、なんとなく体現できているのは、センスが良いのだと思います。ただ、空間の骨格部分が若干単調になってしまったことが残念です。蔀戸のアイディアも良いのですが、もうすこし検討できれば良かったと思います。色んな建物を見て、空間構成や開口部のあり方が、どのように空間の雰囲気を作り出しているかということを学んでほしいと思います。」

以下、蔵の会の皆さんからのコメントです。









フォスター展+村上隆展 1601232016/01/23

On Jan. 23 I visited two exhibitions at Roppongi Hills, one is that of Norman Foster, the other is Takashi Murakami.

1月23日(土)六本木ヒルズで開催している二つの展覧会を訪れました。ひとつはイギリスの建築家ノーマン・フォスター展、そして村上隆展。フォスターは学生時代に作品集を購入し、よく参考にしていたので、懐かしい作品から最新のプロジェクトまで盛りだくさんの内容でした。槇文彦展、フランク・ゲーリー展、フォスター展と巨匠の展覧会が続いています。村上隆展はキャラクターよりも全体の構図と背景が面白いなと思っていたら、「もともとアニメの背景を描く仕事をしたいと思って芸大に入った」とビデオで話しており、なんとなく納得。









特別講義 木津潤平 1601132016/01/13

On January 13, we had a special lecture by Mr. Junpei Kiz (architect / part-time design studio master of Tokyo Denki Univ. since 2010). He showed us his practical as well as experimental spatial works including residences, interiors, furniture and performing arts stage designs with a lot of images.

1月13日、建築家・木津潤平氏の特別講義が開催されました。木津氏には2010年から東京電機大学で非常勤講師として設計の授業を担当してもらっています。住宅から舞台美術まで空間づくりの実践的かつ実験的試みの数々を豊富な写真とともに紹介してもらいました。感謝。





謹賀新年20162016/01/01

A Happy New Year
謹賀新年2016

新国立競技場コンペ案_1512162015/12/16

2 proposals for new Olympic stadium in 2020 Tokyo are published (not yet selected). One proposal by Toyo Ito team which focuses on the 3 dimensional surface of the back side of auditorium reminds me of the San Nicholas Stadium designed by Renzo Piano. So now I am comparing 2 proposals for Tokyo 2020 by Toyo Ito & Kengo Kuma with Piano's Stadium.

国立競技場のコンペ案が公表されました。伊東案が観客席裏面をデザイン要素として積極的に表現しているのを見て、レンゾ・ピアノ(ポンピドーセンターや関西国際空港の設計者)のサン・ニコラ・スタジアムを思い出し、見比べてみました。
ピアノお得意の丹念にデザインされたユニット(観客席)をぐるっと一周、反復複製したスタジアムです。ポイントはユニット間に設けられた隙間。中から見ても、外から見ても、空が鮮やかに見えるこの絶妙の隙間が、本来巨大で重いはずのスタジアムに不思議な浮遊感を与えています。
夜景もこの裏面に照明当てて、スタジアムがふわっと浮かんでいるかのようで、とにかく、その巨大さを逆にうまく生かした、これぞデザインの妙!という感じのスタジアム。
設計の与条件が異なるのでしょうが、今回の国立競技場案、客席の傾斜が生み出す魅力的な裏面、もう少しうまく生かせるとよいのになと感じました。伊東案 は裏面に注目していますが、裏面と木の柱が主導権争いをしているようで、そのバランスやいかに・・・。
一方、隈案は裏面を完全にフロアで隠蔽しそこに木製 垂木と植栽でデコレーション・・・。都心だと騒音問題もあり、ピアノのように爽快な隙間をあけることもままならないのでしょうか。とすると、そもそも敷地選びの問題??ちなみにピアノのスタジアムは写真で見る限りまわりに何にもありません・・・。
丹下健三は客席裏面表現派(代々木体育館構造模型)。観客席の曲面がそのまま屋根を吊る柱に連続的に変化するカタツムリのような造形が秀逸。しかも完成した外観は日本の伝統的なカブトを想起させます。当時の先端技術の粋を尽くした先に現れた伝統的なテイストに脱帽。
ローマのコロッセオは裏面隠蔽デコレーション派。もちろん当時の構造技術では裏面露出は困難でしょう。むしろ、古代ギリシャ時代の自然地形にかわるものを人工的に創り出した当時の建設技術に脱帽。
エピダウロス(古代ギリシャ劇場)は裏面が存在しない派(自然地形利用)。人間が高度な技術を駆使する前に、利用可能な自然地形を見つけてさりげなく巨大な屋外劇場を出現させてしまうしたたかな自然共生力に脱帽。

HATOYAMA HOUSE_1512122015/12/13

We set the signature plates of elementary school students (artists) who joined the workshop for making a triangular spatial work named 'HATOYAMA HOUSE' on Nov. 28. Colorful plates function as something like stained glasses which give colors to the space they made.
11月28日に開催した子ども大学はとやまで小学生30人が制作した空間作品HATOYAMA HOUSEに彼ら(作家)のサイン入りプレートを設置しました。色とりどりのプレートはステンドグラスのごとく、この空間に彩りを与えてくれます。








けやきプロジェクト_1512022015/12/03

Spatial image and main material of the university restaurant renovation project based on students' design.
学生のデザインによる学食改修プロジェクト第2弾の空間イメージと今回の主素材であるパンチング加工のアルミ複合板サンプル(500×500×3mm)。3/8インチ全ネジボルトで天井から中心吊り。昨年のHATO CAFEはウッディでしたが、今回はメタリック。




国際野外の表現展比企_1511282015/11/29

On Nov. 28, the International Open air Expressions Hiki is opened. This art event is held at Tokyo Denki Univ. Saitama Hatoyama Campus and some other sites in Hiki district. People can enjoy outside and site specific artworks all through the year. After the 'Children University Hatoyama' workshop and the meeting about university restaurant renovation project, I joined the last part of artist presentation and opening party at HATO CAFE.

11月28日、国際野外の表現展比企が開幕しました。東京電機大学埼玉鳩山キャンパスと比企地域の複数の敷地が会場となり、屋外に展示されたサイトスペシフィック・アートを年間を通して楽しむことができます。「子ども大学はとやま」ワークショップと学生食堂改修プロジェクト第2弾の打ち合わせ後、アーティスト・プレゼンテーションになんとか間に合い、その後、HATO CAFEでの懇親会に参加しました。







子ども大学はとやま_1511282015/11/29

On Nov. 28 we had a workshop for the education program 'Children University Hatoyama' vol.6 organized by Hatoyama town, Yamamura Univ. and Tokyo Denki Univ. Title of the workshop is 'Let's Make Space'. 30 students(4th-6th grade) of 3 local elementary schools in Hatoyama town joined and completed the 'HATOYAMA HOUSE'. After the workshop we had a graduation ceremony at Hato Cafe and children received diplomas.

11月28日、鳩山町、山村学園短期大学、東京電機大学主催の教育プログラム「子ども大学はとやま」第6回(最終回)のワークショップが開催されました。ワークショップのタイトルは「空間をつくろう」。鳩山町の3つの小学校から参加した30人の小学生(4〜6年生)が「HATOYAMA HOUSE」を完成しました。ワークショップ終了後はHATO CAFEにて修了式が開催され、子どもたち1人1人に修了証書が授与されました。