
岩城 和哉 Kazuya IWAKI
建築家+博士(工学)+東京電機大学教授
Architect / Ph.D / Professor of Tokyo Denki Univ.
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ホフマン輪窯 ― 2011/06/24
2011年6月17日、研究室の学生たちと一緒に、深谷市にある日本煉瓦製造株式会社旧煉瓦製造施設を訪れました。
平成9年に重要文化財に指定された「日本煉瓦製造株式会社 旧煉瓦製造施設」は、旧事務所(日本煉瓦史料館)、ホフマン輪窯6号窯、旧変電室、備前渠鉄橋の4つからなっており、近代化遺産の重要文化財としては、全国で5件目の指定。
とくに6号窯は、現在国内に残る数少ないホフマン輪窯のうちで最も規模が大きく代表的なもの。このホフマン輪窯6号窯は、ドイツ人ホフマン考案の煉瓦焼成窯で、長さ56.5m、幅20m、高さ3.3mの小判形の平面を持つ。
その全体は、18の焼成室に分かれ、各部屋の内法は、長さ約6m、幅4m、最も高い天井高2.6m。最盛期は月産生産高65万個の煉瓦が生産され、東京駅や赤坂離宮(現迎賓館)などの赤レンガもここで作られた。明治40年に建設、昭和43年に操業を停止。
ホフマン輪窯は建物全体がそのまま巨大な煉瓦製造機械として設計されており、その製造システムもさることながら、その空間も極めて魅力的です。
下記サイトでパンフレットをダウンロードできます。
http://www.city.fukaya.saitama.jp/syougaigakusyu/kyu-rengaseizousisetu.html
平成9年に重要文化財に指定された「日本煉瓦製造株式会社 旧煉瓦製造施設」は、旧事務所(日本煉瓦史料館)、ホフマン輪窯6号窯、旧変電室、備前渠鉄橋の4つからなっており、近代化遺産の重要文化財としては、全国で5件目の指定。
とくに6号窯は、現在国内に残る数少ないホフマン輪窯のうちで最も規模が大きく代表的なもの。このホフマン輪窯6号窯は、ドイツ人ホフマン考案の煉瓦焼成窯で、長さ56.5m、幅20m、高さ3.3mの小判形の平面を持つ。
その全体は、18の焼成室に分かれ、各部屋の内法は、長さ約6m、幅4m、最も高い天井高2.6m。最盛期は月産生産高65万個の煉瓦が生産され、東京駅や赤坂離宮(現迎賓館)などの赤レンガもここで作られた。明治40年に建設、昭和43年に操業を停止。
ホフマン輪窯は建物全体がそのまま巨大な煉瓦製造機械として設計されており、その製造システムもさることながら、その空間も極めて魅力的です。
下記サイトでパンフレットをダウンロードできます。
http://www.city.fukaya.saitama.jp/syougaigakusyu/kyu-rengaseizousisetu.html