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岩城 和哉 Kazuya IWAKI
建築家+博士(工学)+東京電機大学教授
Architect / Ph.D / Professor of Tokyo Denki Univ.

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コンペ応募案 新山口駅表口駅前広場整備設計プロポーザル2011/06/13

新山口駅表口駅前広場整備設計プロポーザル応募案です。応募総数119。二次審査進出6者。残念ながら二次進出ならず。設計趣旨は以下の通りです。


新山口駅表口駅前広場 整備設計プロポーザル


IPS指標(本業務への取組方法)

 本計画の要求課題に対して私達が提案するデザインの妥当性を判断するために、IPS=identity(個性・価値)+prosperity(にぎわい)+sustainability(持続可能性)という3つの指標を設定します。
 この指標は隣接する新山口駅北地区重点エリアの整備計画において用いられている指標ですが、本計画においても有効な指標であると判断しました。また、本計画と北地区重点エリアを統一指標で評価することで一貫性のある整備計画が可能となります。
 本プロポーザルにおいて私達の提案が採用された際は、定期的に市民参加によるIPS指標による達成度評価を行い、要求課題に対して満足度の高い駅前広場の実現を目指します。


銀杏広場(課題の解決手法1)

 IPS指標を高度に満足するデザインとして、銀杏広場とペデストリアン・デッキを提案します。多くの駅前広場では中心にロータリーが置かれ、せっかくの広場が車のための広場になっています。一方、ここでは東西に長い敷地の両端にロータリーが配置されているおかげで、中央に人々のための広場を設けることができます。
 まずここに駅前広場の象徴として1本の銀杏を植えます。銀杏は山口市の「木」です。「大木になり、葉は扇形をして、四季のうつろいも身近に実感させる木であることから、山口が存在感のある、より発展した、各地域の特徴を生かしたまちとなることを願い、決定しました」(山口市HP)とあるように、銀杏はこの駅前広場のシンボルツリーに最適です。そしてこの銀杏の木を囲むように銀杏広場をつくります。
 それによって新山口駅は「銀杏の木のある駅」として市民の皆さんや山口市を訪れた皆さんに親しまれます。


ペデストリアン・デッキ(課題の解決手法2)

 次に銀杏広場と自由通路を連続的につなぐために丘のようにうねったペデストリアン・デッキを設置します。自由通路は建物の3階部分に相当する地上6.37mのレベルにあります。このレベルに水平にペデストリアン・デッキを設けると、その高さのために地面との関係が希薄になります。
 そこで可能な部分はできるだけ地面に近づけます。東側は高さ5.435mまでスロープ状にデッキを下げ、バス乗場のシェルターの役割を果たしつつ、既存の自由通路に接続します。線路側のデッキはちょうどSLを見下ろす展望デッキとして活用できます。
 一方、西側はデッキの高さを3.8mまで徐々に下げ、タクシーや自家用車乗場のシェルターを形成します。さらにこのレベルから銀杏広場まで銀杏を囲むようにスロープを設置します。丘のようにうねるペデストリアン・デッキとスロープによって、自由通路と銀杏広場は連続的につながります。スロープの勾配は1/12以下に抑えることができるので、だれでもこの人工的な丘を気軽に移動することができます。銀杏広場とペデストリアン・デッキの床はウッドデッキで仕上げます。
 さらに主階段、エスカレータ、エレベータを自由通路正面に設置し、デッキ端部各所に階段を設けます。また、中心の銀杏以外にも、デッキに木陰をつくり季節感を感じさせてくれる木を効果的に植えます。
 丘のようにうねるペデストリアン・デッキ、スロープ、分散配置された階段、デッキを垂直に貫く木々によって立体的な駅前広場が形成されます。銀杏を囲むスロープを歩くと銀杏の木をさまざまな高さから観察することができます。また、銀杏広場はイベント時には立体的な劇場空間や展示空間として様々に活用可能です。
 

コラボレーション(空間の活用における市民との協働)

 上述の通り、設計段階で市民参加のIPS指標に基づいた達成度評価を行うことで、満足度の高い駅前広場を実現することに加えて、ワークショップやシンポジウムを通じた市民の皆さんと協働が不可欠です。
 銀杏をはじめとする樹木の選定、銀杏広場やペデストリアン・デッキの活用方法の想定とそのための設え、地域の催し物との連携、メンテナンスの方法、環境負荷の低減、ユニバーサル・デザインの徹底等、可能なかぎり市民の皆さんとの意見交換に基づいて方針を決定してゆきたいと考えています。

(片渕設計事務所+舞総合設計+東京電機大学岩城研究室)

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