岩城 和哉 Kazuya IWAKI
建築家＋博士（工学）＋東京電機大学教授
Architect / Ph.D / Professor of Tokyo Denki Univ.
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住居論特別講義 駒田剛司氏 131218 ― 2013/12/20
12/18（水）２限の「住居論」の講義で建築家・駒田剛司氏に特別講義をしていただきました。主題は「住宅であり、住宅でない」。「住宅であり」というのは、住まい手の「主体性」に基づいて組み立てられる間取りや機能のこと。「住宅でない」というのは、空間を成立させる手法の「他者性」によって生み出される形態や場のこと。
このふたつを設計の最初の段階では別々に思考しつつ、徐々に両者を重ね合わせるなかで、建築と人がつくる心地よい居場所を「発見してゆく」というのが、駒田さんの設計のプロセスとのことでした。淡々とした語り口の端々に、模型をのぞいて心地よい居場所を「発見」したときの喜びが感じられる、興味深い講義でした。 感謝。
設計の過程で新しい空間や住宅の可能性を「発見する」ということについては、学生によってその理解度が異なるかもしれません。ただ、時間が経ってから今回の講義の意味が分かる場合もあります。僕も学生のとき、伊東豊雄さんの講義の意味がそのときはあまりよくわかりませんでしたが、しばらく経って、こちらがすこし成長すると、あの講義はすごく面白かったんだとあとで痛感した記憶があります。
このふたつを設計の最初の段階では別々に思考しつつ、徐々に両者を重ね合わせるなかで、建築と人がつくる心地よい居場所を「発見してゆく」というのが、駒田さんの設計のプロセスとのことでした。淡々とした語り口の端々に、模型をのぞいて心地よい居場所を「発見」したときの喜びが感じられる、興味深い講義でした。 感謝。
設計の過程で新しい空間や住宅の可能性を「発見する」ということについては、学生によってその理解度が異なるかもしれません。ただ、時間が経ってから今回の講義の意味が分かる場合もあります。僕も学生のとき、伊東豊雄さんの講義の意味がそのときはあまりよくわかりませんでしたが、しばらく経って、こちらがすこし成長すると、あの講義はすごく面白かったんだとあとで痛感した記憶があります。
